株式会社オールクーは1967年創業以来、大阪を中心とし、賃貸ビル、賃貸マンション、パーキングを提供して参りました。お客様に寄り添い、絆を大切に、人生の歴史に刻まれる場作りを心掛けてきました。築40年もののビルやアパートをリノベーションし、古さを活かした真新しい空間の提供、企画・提案を行っています。

HISTORY

戦後の焼け野原の中、玉造駅前で創業者である松下栄次が「松下商店」の名で無煙炭卸商を始めた。夏は氷の卸を行っていたそうだ。当時は炭を積んだトラックや汽車が走り、ブラウン管の向こうに見た景色が広がっていたのだろう。時が移ろい、昭和42年(1967年)11月に「松下興業株式会社」と名を変え、玉造駅前の事務所、倉庫にビルを建て賃貸業を始めた。松下ビルの誕生である。東成区は松下幸之助が起業し「物づくり文化」が根付く地で、ビルは多くの人で賑わっていたそうだ。目を閉じれば、町工場から聞こえてくる機械の音と油とインクと紙の匂いが懐かしい。時代の変化とともに、古いビルからは人が消え、町工場や文化住宅が高層マンションへと姿を変え、周りの景色が一変した。袖が触れ合う程の人で賑わっていた日の出通り商店街からも人が減り、今はシャッターとマンションの入り口が並ぶ。

松下ビルにも再建の足音が近づいていた頃、バトンを受けた3代目は、2代目が築いてきた店子さんとの強い絆を繋ぐ意を決し、古い設備を一新して今の姿に変えた。改装が終わった平成30年7月、社名を「株式会社オールクー」に改め、松下ビルは新たな時を刻み始めた。社名には仏教の教えである「空(くう)」の思想を、ロゴマークには大家と秀吉公の愛した千成瓢箪を込めた。ビルには若い息吹が吹き込み、ビルが少しずつ賑わいを戻し始めた。まるで春を待つ木々が芽吹くように。

2021年 春の日

VISION

古きものを愛でながら

玉造で住う、玉造で商う

人が笑み、街が湧く

そんな景色をつくりたい

事業内容

  • ビル・マンション・アパート・駐車場等の賃貸物件管理
  • 築古ビルやアパート・マンションのリノベーション企画提案
  • カルチャースクールの運営及びコンサルティング

こんな悩みにお答えします

  • 賃貸管理を誰かに任せたい
  • 賃貸管理のアドバイスをして欲しい
  • 空室が増えてきて困っている
  • 古いビルやアパート、文化住宅の活用に悩んでいる
  • 部屋や建物のリノベーションを考えて欲しい
  • 街に賑わいを取り戻したい

管理物件

松下ビル

メゾンドクー玉造

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